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行きたいと思いつつ休日が他の予定(遊びとかではなく)で埋まっていくので、かなり凹んでたんですガッ!
やっとー! そう、やっと、月曜にエヴァの新劇場版の「序」を見てきましたー!
全体の感想としては、やはり映像がかなり綺麗だったことが一番ほっとした。
最初の「え、本当にエヴァやるの?」から、ヤシマ作戦だってことが判ってwktkして、その後に制作サイドの人のインタビューだったかで「全然できてない」というのを7月ごろだったかに知って、「今の時点でそれなら9月1日公開って無理ちゃうん?」とかずーっと思ってたから、すごい心配だったんスよー。
予告が出だしてからも、すっかり染み付いた「心の保険」は、「あらかじめ最悪の事態を予想しておく」とゆー擬似ATフィールドを展開することを忘れてないし。
だから、もし間に合ったとしても、TV版のリマスタリングだらけだったりとか、新作でも作画が崩れてたりしたらガッカリだなぁとか思ってたんだけども、
そんな心配は全てただの杞憂でした。
美しい背景、美しい色彩、美しい建造物、美しい仮想空間、美しいキャラ。
新しく組みなおされた、絶妙なBGM。
映画館ならではの、四方八方から聞こえるオペレーターズの声。
エンディングで流れたウタダちゃんの「Beautiful world」。
「序」は、色物でなく、きちんと「エヴァ」だったと思いまつ。
もちろん、原画が前と同じだなって部分とかはあったけど、むしろ新規に起こされてるところの方が多くて、金額分の価値は文句なしにあったと思う。
なんとしても「破」以降もこのクオリティを死守していただきたい!
まぁ、上映中に一点だけ殺意さえ覚えるような不愉快な思いをしたんですが、それは近くに座った観客のマナーが悪かったせいであって、映画の中身についてではなかったし。
↑どういう事かというと、映画は2人で行ったんだけど、私のツレの向こうに座ってたのがバカップルだったんですヨ。
しかもクライマックスの物凄く良いレイとシンジのあのシーンで、画面前を横切られた。
本人は頭下げてるつもりだったのかもしれないけど、こっちだって座ってるんだから全然低くなってなくて、変にモタモタしてて、横切られてる間は全く画面が見えなかった…(超ガッデム)
で、本編がもう後10分あるかないかのとこだったから、席に戻らず入り口で見てりゃいいのに、戻ってこられた時に再び同じくらい画面が見えなかった。
席を立つにしても 空 気 嫁 !!
生理現象のトイレとかでなく(それだって先に行っとけよ!と思うけど)、手に持ってたものから判断すると携帯が理由っぽかったので本当にムカつきます。そんなに携帯を気にしないといけないのなら映画なんか見るなっつーの。
…もしもカヲルのシーンだったら、それこそ月まで蹴飛ばしてたよ、マヂで。
上映中は携帯をオフにするとか、最低でも携帯の操作はしないとか、大声で話さないとか、音立てて物を食べないとか、無闇に出入りしないとか、常識範囲のTPOをわきまえていれば普通はやらないことじゃないのかなぁ。
以前に比べて「映画館は自分の部屋ではない」という基本的な認識ができてない人が本当に多い気がする。
上映前に盗撮に関する広報が流れるように、映画館でのマナーを、もっと映画館側が告知してほしいと切実に思うなー。
はー、スッキリ。
ここで晒してやろうと思ってた(笑)ので、これ以降はアホ男は記憶から削除しまつ。
で、本編についてはネタバレかつ暴言満載なので、続きの向こうに隠しておきますw
注意、超長文。
まず、序は「ヤシマ作戦」中心なので、冒頭の部分はTV版ベース。
景色やオペレート画面、戦闘シーン、都市の防衛設備などを中心に新作カットが入るけど、人物関係の新作カットは少なめ。シャムシエル戦はキャラも新カット大目でしたね。
映画全体を通してこれがウワサの「第三新東京市萌え」「土木萌え」か!っちゅーくらい、人物抜きでも美しい。オペレート画面とかが一新されてるとことかもあってCGも美麗だったし、空なんか実写なみに綺麗だし、迎撃システムがガッツンガッツン動くしで、目が離せない。
これはもしかしてCRエヴァで培われた3Dノウハウなんでしょうか?とか思ったー(笑)
それにしても、大画面のサキエルはキュートでかわいかったなぁ。ハァハァ。
そして映画の5分の3くらいを占める「ヤシマ作戦」。
これはねぇ、もうなんといってもラミエル萌えっスよ!
グリグリゴリゴリ、とことん変形するって聞いてはいたけど、変形パターンが多いわフォルムが綺麗だわで物凄かった。もー「一匹ちょうだい!」ってくらいで、ラミエルが画面に出るたびに「ラ、ラミたん…!ハァハァ(*゚Д゚*)」と萌えまくって画面に釘付け。
もともとTVの「ヤシマ作戦」はかなり好きなエピソードなんだけど、10年経つとここまで持ってこれるのか!ってくらいに良い仕上がりで、大画面で見るのが相応しいクオリティでこれだけでも見れてよかった。
TV版で唯一ひっかかってた、ラミエルが出すドリル(?)が金属っぽかったのも、映画では透明なまま変形して掘削する表現になってて大満足だたー(はぁと)
あと、ラミエルが鳴き声や悲鳴みたいなのをあげるのがまたストライク杉でねー。
もともとの「フォーン」ってソナー音っぽいのにプラスして、攻撃されてレーザー撃ち返す時の鳴き声(?)とか、コアやられて悲鳴上げるトコなんて、私の中のSの血が騒いでもう大変!(真顔)
あ、ラミたんの変形の途中で何度か「…すたぁみぃ?」と思ったのは内緒(笑)
キャラの心理描写が多かったのもかなりポイント高い。
相変わらず子供たちの周りにはヒデー大人しかいないんだけど(笑)、それでも大人側の心理もちゃんと出てるので、TV版で見た時のある種の不可解さはかなり減ってた。
いくらネルフ職員が皆死を覚悟で使徒に臨んでるといっても、毎回得体の知れないものと相対してガチンコの死の恐怖の上に、神経接続ゆえに現実同然の痛みをも伴う戦闘は子供にかける負荷としては過酷過ぎるから、他に方法がないとしても酷い大人なことには変わりがない。
狂った世界では正常であることの方が苦痛を伴う、ってことなんだろうけど、シンジの恐怖感や拒絶反応はそれこそ「非常にまっとうで、むしろそれを後回しにされ続けるのが気の毒」なくらいだ。
ちゅかね、いくら人類を救えるのはあなただけ!とかゆわれても、「歩くことだけ考えて」とか、ザッパ杉ですから!w
いくらレイが怪我してたっていっても、すでに搭乗訓練してる子でさえ大怪我してるという点を踏まえれば、あの時点でシンジが乗ったこと自体が奇跡的でしょ。
それから、相変わらず言葉の重荷をシンジの上に乗せ杉だと思った。
緊張しすぎて萎縮することとか全く考えてないっぽい。
思わず「えええ、ひでぇ」とかつぶやいたよw
だから、映画のいくつかの部分の演出ではちょっとミサトを持ち上げすぎかなぁと思わないでもないけど、ミサト側の心理がハッキリしてるし、ミサトがその時点で判ってる「大人の事情」の一端をシンジに見せたというのは「はぁー、そうくるのかー」って感じだった。
あれはいい演出だったと思う。おかげで、TV版でやもすると偽善っぽく見えてた部分が緩和されてたので、「ひでぇ」とは感じても物語としての嫌悪感はあまり感じなかったものな…。
これって要するに、物語の中の登場人物の行為を「酷い」と感じても、それが物語として成功している、ということでさ。それってつまり「物語として面白い」ってことでさ。
10年経つと、(自分を含めて)こんなに変わるのかーと思った。
だからこの先、誰かを小奇麗に「いい人」にはしないで欲しいなとは思うものの、物語として大人の事情をきちんと描き出すのは大歓迎。
子供たちの心理描写も、上手く出てたと思う。
レイは、数は少ないけど効果的な入り方してたし(碇レイを否定して綾波レイ、と断じたとことか)、何よりもシンジの心理描写が丁寧だったと思う。
戦闘を怖いと思ってるところとか、戦うことへの疑問とかが補強されてるのもそうだし、家出のシーンで「もう自由なんかない」って暗黒状態に入っちゃうのとかもかなり自然だったと思う。
1つだけ、トウジが相変わらずのステレオタイプすぎる関西人でプチ萎えたけど、これはまぁ好みの問題というか…。
トウジの口調、生粋の関西人には逆にリアルさが感じられないんだよなー。せめて一人称が「わい」とか「わし」じゃなく「俺」ならなー…。
14歳くらいの中学生が「わい」とか「わし」とか、冗談とかでもないと言わないもん。日常の語彙にないから。いい役回りなだけにそれが惜し過ぎる…orz
(関西でも今時あえて使うのは珍走団くらいちゃうかな?…と、10年前も思ってたもんで。トウジ好きな人ごめん。けなしてるわけじゃないんだー。)
もしかしてトウジって、関西人じゃなく、関西より西の出身なのかなー。
関西より西のどこかで「わい」や「わし」って一人称を日常的に使ってる地域があって、トウジがそこ出身です、とかだったら違和感感じる必要は最初からないから、むしろ全然OKでつよ。
あ、逆に私がそう思えば違和感も気にならないってことか。
そーか。そーだよ。そーしよう。
まぁ、言葉遣いはともかく、トウジとケンスケの二人がシンジへの伝言入れるとかのエピソードは「仲良くなりつつある」感じでもあり、シンジが戦う理由にもなり、非常によかったと思う。
中二あたりって大人に褒めてもらうより同年代に認められたい年頃のはずで、特に男の子同士ではそれがかなりアイデンティティに影響するはずだから。
心理描写については、上映時間を考えると、本当にすごくよく纏まってたと思う。
よく公開延期もせずにここまでできたなと思った。
(私、ガイナを疑いすぎディスカ?w)
で、ですねー。
ヤシマ作戦の後は、やっぱカヲりゅですよ!!!
作画が磨砂雪さんではなかったようなので、本当に、非常に、心の底から安堵してます。
(いくらなんでも失礼すぎ?…でも24話の追加シーンがね…(と目を逸らしながら))
UCC缶も、11巻で散々貞やんのカヲル見た後だと、やっぱりくじけましたから。
前のカヲルUCC缶の絵が ネ申レベル なアレだったから、今回すんごい期待してたんだよー!(号泣)
貞やんが描いてくれると信じてたのに…orz
多分、だけど、序でカヲルを描いてたのは本田雄さん?
他の人の作画に貞やんが手をいれたかもだけど、なんとなくTV版の時の本田さんっぽい感じがしたから…。本田さんの絵、好きだったんだよね。
まー、ぶっちゃけ誰でもいいです、カヲルの顔がちゃんと少年なら。
そして、立ち上がった時とかの髪型とか、見た目はもろに貞カヲでしたね!!
しかも「また三番目」とか相変わらず意味不明というか謎の種まき的セリフをかますとゆー、お馴染みのカヲルっぷりの良さでしたねw
目を覚ました瞬間の顔は庵カヲで、その後は見た目貞カヲなのに庵カヲ的セリフいうから、足りん子可愛い貞カヲじゃ小難しいセリフは噛みそうでやばいから、中の人だけお利巧な庵カヲ起用したのかとか思ったw
1粒で2度美味しい感じ。
そして何よりも。
実に堂々たるマッパでしたね(笑)
さすが使徒だー、羞恥心のかけらもねぇーw
「破」でも是非この調子で ブー⊂(*´ω`*)つ≡≡≡≡≡ーン して欲しいw
4部作だからって次もラスボス級のチラ出し、とかはカンベンだー。
チルドレンとしてきちんとストーリーに絡めてやってね!
予告はTVを髣髴とさせて懐かしい感じした。
予告ではアスカも出てきたし、チラッと出てきた新しい「適格者」もなかなかよさげ。
盛り上げて期待させてるんだからこの後も頑張れよ、ガイナ!
(え?何様だって?…んー、きっと1800円分はお客様だと思うよ。)
(でも今回は誕生日祝いとしてツレのオゴリだったのだがw)
エンドロールで制作者のとこにボンズとか、えれー沢山の製作会社が出てたね。
CG制作とか3Dとか、それぞれの得意分野での参入とかだったんだろうと思うんだけど、「Tailand」とかあったのにはナチュラルにビビッた。
アニメファンというほどではないので、その辺の事情はよく知らないんだけど、下手に「ものづくりの現場」にはいるから、
きっと使徒来襲並みに空恐ろしい地獄絵図が展開されたに違いない…(´Д`lll)ガクブル
とか、
やっぱ庵野さんとガイナだけじゃあれだけのことを期日に間に合わせるのは難しかったんじゃないかなぁ。
とか思った。
でも今はタイあたりにもお仕事出すのが普通なのかな???
いずれにしても、あまりにも凄いものを観てしまったから思うんだけど、どこもかしこもクオリティ落ちてないから、きっと制作に関わった全員がごっつ気合入れて作ったんだなって感じ。
画面から放射されるオーラというか意気込みというか緊迫感というか、そのあたりは本当にプロのお仕事を拝見させていただけたと思います。
トリップ感がすげー気持ちよかった。
マヂで大感謝。
「序」の結論。(1回目)
思った以上にスバラシカッタです、ゴチになりますた。
公開終了までに、あと2回は観たい。
このテンションで行くと、シンカヲ路線だと思いまつ。うふv
そして「ラミたん×カヲルきゅん」を熱烈希望です。
賛同者求む。
(絶対おらん)
(しかも結論がこれかよと一晩j(ry )
TV版のラミエルさんは金属っぽかったので無理ぽだけど、序のラミたんなら可変だからできそうな気がしる!!
先っぽだけでm(完全に沈黙。殲滅されました)
…でもきっとまた私ら二人だけの極北萌えなんやろーなぁw
りえさんも見たのねー!
シンちゃんはりえさん的にはどうだったん?OK?NG?
私はまだ先はわからないけど、「序」は全てがOK!ですた(^^)
拍手もありがとー!!