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Had some sunshine, some rains. 更新日記。ときどき単なる日記。…つまり日記?(聞くな)
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昔、それこそ小学生くらいの頃から、私は「17才が人生で最高の時期だ」というような予感というか、なんかそういうものをずっと持ってた。
それは中学に上がってからも変わらず、高校に入って16才最後の日は何故か泣けたもんだった。

なんで17才をそんなに意識してたのかは、自分でもよく判らない。
ただ、10才になるかならずの私にとって、17才というのは、ある意味子供の終わりであり、同時に大人の始まりでもある、二重のカテゴリに同時に属せる年齢に見えたのかもしれない。

14才でたまたま同人誌というものを知って、大学生とかのオネーサン達の中にいきなり飛び込んだ私は、当時は彼女たちからは、かなり「しじみ扱い※」されてたと思う。
けれど、同時に年の離れた大人っぽい人たちに混じってそれまで知らなかった世界への扉が開いてたのも確かで、たぶんその頃の私は同じくらいの年齢の子への興味がかなり薄かったようにも思う。
※しじみ=小さい子。要するに鬼ごっこで小さい子にハンデをあげるような扱いのことでつ。あさり=大きい子。おそらく用語としては関西系。 

14才(中2)と大学生のだいたい中間って、やっぱ17才くらいなわけで。
なんか、やたらもう17才に変なオーラ感じてて、その頃作った自分サークルが「Seventeen club」だったわけで、今思っても「どんだけぇ~」って感じッスねw

そして自分が17才になった途端、なんかもう人生半分終わったような気分になった。
そりゃそうだよね。
由来がわからないものの、そこまで思い入れある17才って、人生の中でたった365日しかない。
17才が始まったら、あとはもう17才が終わる日がひたすらカウントダウンされるんだもの。
「17才を過ぎたら後は余生みたいなもんだ」とか、本気で思ってた。

で、余生になってからもう素晴らしく長い時間が経過して、さらにこれからも蓄積されていく一方なわけだけど、時々やっぱり「17」って数字が私を強烈に誘惑する。
近年の最たる17は、やはり件の17番目の天使だったわけで。
だからこそ、昨日あんなに動揺してたわけですね。
ただのナンバリングなんだけど、私にとっては「17」は一種の完全数みたいなものだったんですね。
単なる勝手な思い込みだから、バカだけどさ。


ちなみに、「magic number」とは、プログラミング用語で「なんのためか判らない数字」を指します。
大雑把にいうと、プログラム中で必要な数値を変数を用いずに直接数字で書いていった場合、後からそれが何のための数字だったか判らなくなったり、他の人には理解できない数字になってしまうことをいうんですが、構築していけばいくほど、直していいのか固定であるべきなのかさえ本人にも判断できないような状況になっていくんですよ。

他の人には判らなくても、書いた本人にとっては重い意味がある。
あるいは、とても重い意味があるのに、本人にもそれがどれだけの重さなのかを掴みかねることも起きる。
そういうシチュエーションが、まさに私にとっての「17」にもぴったりな気がしてね…。
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